
転職エージェントの面談を予約すると、「何を聞かれるのか」「うまく答えられなかったらどうしよう」と不安になりますよね。
結論から言うと、初回面談は選考ではありません。あなたの希望や経歴を整理し、紹介できる求人を探すための相談の場です。完璧に答えられなくても大丈夫です。
まずは、聞かれやすい質問を先に見ておきましょう。
面談で聞かれること一覧
| 聞かれること | 答える内容 | まだ決まっていない場合 |
|---|---|---|
| これまでの職歴 | 会社、職種、担当業務、成果 | 職務経歴書が未完成ならメモでよい |
| 転職理由 | 年収、仕事内容、残業、評価、人間関係など | 不満を箇条書きで伝えて相談する |
| 希望職種 | 続けたい仕事、変えたい仕事 | 向いている職種を相談したいと伝える |
| 希望勤務地・働き方 | 通勤範囲、リモート、残業、休日 | 譲れない条件だけ決める |
| 希望年収 | 現年収、最低ライン、上げたい金額 | 現年収維持を目安に相談する |
| 転職時期 | すぐ、3か月以内、半年以内、未定 | 情報収集段階と伝えてよい |
| 応募状況 | 応募済み企業、他社エージェント利用 | 重複応募を避けるため正直に伝える |
| 退職理由・退職予定 | 在職中か退職済みか、退職交渉の状況 | まだ会社に伝えていないと説明する |
| 不安なこと | 書類、面接、年齢、未経験、ブランク | 一番不安なことから相談する |
面談は、暗記した回答を言う場ではありません。わからない項目があっても、「まだ整理できていないので一緒に考えたい」と伝えれば問題ありません。
面談前に最低限準備する3つのこと
忙しい場合でも、次の3つだけはメモしておくと面談が進めやすくなります。
| 準備すること | 具体例 | 決まっていない場合 |
|---|---|---|
| 転職理由 | 年収、仕事内容、残業、人間関係、評価制度 | 不満を箇条書きで出すだけでよい |
| 希望条件 | 職種、勤務地、年収、働き方、転職時期 | 譲れない条件を1〜2個だけ決める |
| 職務経験 | 担当業務、成果、使ったツール、チーム規模 | 完璧な職務経歴書でなくメモでよい |
初回面談は、答え合わせではなく整理の時間です。「まだ決まっていない」と正直に伝えても問題ありません。
よく聞かれる質問と答え方
これまでの職歴
どの会社で、どんな業務を担当してきたかを聞かれます。職種名だけでなく、担当範囲、成果、使用ツール、チーム規模なども伝えられるとよいです。
転職理由
なぜ転職を考えているのかを確認されます。人間関係、年収、仕事内容、働き方など理由はさまざまですが、面談では正直に話して問題ありません。
希望条件
希望職種、勤務地、年収、働き方、転職時期などを聞かれます。まだ決まっていない場合は、「相談しながら整理したい」と伝えて大丈夫です。
転職時期
すぐ転職したいのか、数か月後なのか、まだ情報収集段階なのかを確認されます。転職時期によって紹介求人や進め方が変わります。
応募状況
すでに応募している企業、使っている転職サイト、他社エージェントの利用状況を聞かれることがあります。重複応募を避けるためにも、正直に伝えましょう。
聞かれたときの答え方例
転職理由を聞かれた場合
現職では担当業務の幅が広がらず、今後のキャリアに不安があります。
すぐに退職したいというより、経験を活かせる求人があるか知りたいです。
人間関係や上司との相性が理由でも、面談では本音を話して大丈夫です。企業面接での伝え方は、エージェントと一緒に整えましょう。
希望年収を聞かれた場合
現年収は〇〇万円です。
できれば維持したいですが、仕事内容や働き方によって相談したいです。
年収を上げたい場合も、理由を伝えると求人を探しやすくなります。固定残業代、賞与、手当の有無も確認しましょう。
転職時期を聞かれた場合
良い求人があれば3ヶ月以内に動きたいです。
ただ、現職に迷惑をかけないよう、退職時期は相談しながら決めたいです。
まだ迷っている人は「情報収集段階」と伝えれば問題ありません。急かされるのが不安な人は、最初にペースを共有しましょう。
まだ転職するか迷っている場合
今すぐ転職すると決めているわけではありません。
ただ、現職で不安があるため、自分の経験でどのような求人があるか知りたいです。
情報収集だけで面談しても問題ありません。応募を急かされたくない場合は、最初に「まず相談だけしたい」と伝えておくと安心です。
事前に準備しておくもの
- 履歴書
- 職務経歴書
- 希望職種
- 希望勤務地
- 希望年収
- 転職理由
- 転職時期
- 応募済み企業のメモ
すべて完璧でなくても構いません。職務経歴書が未完成なら、面談で相談することもできます。
面談で言わなくていいこと・注意したいこと
面談では本音を話してよい一方で、感情だけで伝えると求人紹介につながりにくくなります。
避けたい伝え方:
- とにかく今すぐ辞めたい
- 何でもいいので紹介してほしい
- 年収だけ上がればよい
- 前職や現職の悪口だけを話す
- 他社エージェントの情報を隠す
不満がある場合は、「何がつらいのか」「次は何を避けたいのか」まで言葉にすると、求人の条件に落とし込みやすくなります。
答え方のポイント
転職理由は本音と建前を分けて整理する
面談では本音を話しても大丈夫です。ただし、企業面接でそのまま伝えると印象が悪くなる場合があります。エージェントには本音を伝え、応募先向けの言い方を一緒に考えましょう。
希望条件は優先順位をつける
年収、勤務地、仕事内容、働き方をすべて満たす求人は多くありません。譲れない条件と相談できる条件を分けておくと、紹介求人の精度が上がります。
わからないことは正直に言う
「どの職種が合うかわからない」「自分の市場価値がわからない」という状態でも問題ありません。むしろ、その相談をするために面談を使うのがよいです。
面談で聞いておきたい質問
- 自分の経歴で狙える求人はどのあたりか
- 希望年収は現実的か
- 未経験でも応募できる求人はあるか
- 職務経歴書で直すべき点はあるか
- どのくらいの期間で転職する人が多いか
- 紹介求人が合わない場合はどうすればよいか
面談は、エージェントに評価される場ではなく、こちらもサービスを見極める場です。
面談で緊張する人向けの伝え方
面談でうまく話せるか不安な場合は、最初に状態を伝えておくと進めやすくなります。
初めての転職活動で、まだ考えが整理できていません。
質問に答えながら希望条件を整理したいです。
職務経歴書がまだ完成していないため、今日は経験の棚卸しから相談したいです。
応募を急ぎたいわけではなく、まず自分の市場価値と求人の選択肢を知りたいです。
転職エージェントの面談では、最初から完璧な回答を用意するより、現在地を正直に共有する方が紹介求人のズレを減らせます。
面談後にやること
紹介求人を確認する
紹介された求人は、仕事内容、勤務地、年収、休日、選考フローを確認しましょう。気になる点があれば担当者に質問して問題ありません。
希望条件を修正する
紹介求人が合わない場合は、「なぜ合わないのか」を伝えましょう。条件を言い直すことで、次の紹介精度が上がります。
他社サービスとも比較する
1社だけでは求人や担当者の相性を判断しにくいです。初回面談後に、別のエージェントも比較してみましょう。
面談後に合わないと感じたら
面談後に「求人が合わない」「担当者と話しにくい」と感じることもあります。その場合、すぐに転職活動をやめる必要はありません。
対処法:
- 希望条件を具体的に伝え直す
- 連絡頻度を調整してもらう
- 担当者変更を相談する
- 別のエージェントも併用する
- 自分で求人を探せる転職サイトも使う
担当者との相性で迷う場合は、転職エージェントに見捨てられる理由や転職エージェントは何社登録すべき?も確認しておきましょう。
まとめ
- 転職エージェントの面談は選考ではなく相談の場
- 職歴、転職理由、希望条件、転職時期を聞かれる
- 事前準備は転職理由、希望条件、職務経験のメモだけでもよい
- 完璧に答えられなくても問題ない
- 希望条件は優先順位をつける
- 面談後は紹介求人と担当者との相性を確認する
- 合わない場合は条件の伝え直しや他社併用を検討する
面談前にサービスを比較したい場合は、転職エージェント比較と総合ランキングを確認しておくと選びやすくなります。
