
「会社を辞めたい。でも次が決まっていない」
この状態で退職するのは不安ですよね。結論から言うと、体調や安全に問題がないなら、まずは在職中に求人の相場を見てから判断するのがおすすめです。
ただし、心身に強い不調が出ている場合や、ハラスメント・長時間労働などで限界に近い場合は、転職活動より先に休むことや公的な相談先を使うことも大切です。
会社を辞めたいけど次がないときの判断
| 状況 | まずやること |
|---|---|
| 体調に大きな問題はない | 在職中に求人相場と生活費を確認する |
| 朝起きられない、涙が出る、眠れない | 休む・医療機関や相談窓口を検討する |
| パワハラや退職強要がある | 証拠を残し、総合労働相談コーナーなどに相談する |
| 貯金がほとんどない | 退職前に転職活動を始める |
| 次に何をしたいかわからない | 求人を見ながら、希望条件を整理する |
すぐ辞める前に確認したいこと
生活費は何か月分あるか
次が決まっていないまま退職すると、収入が止まります。
まずは、家賃、食費、通信費、保険料、税金、ローンなどを含めて、毎月いくら必要か確認しましょう。
最低でも数か月分の生活費がない場合は、できるだけ在職中に転職活動を始める方が安全です。
退職理由が一時的なものか
繁忙期だけきついのか、部署異動で改善できるのか、会社全体の問題なのかを分けて考えましょう。
一時的な疲れだけで辞めると、次の職場でも同じ悩みを繰り返すことがあります。
体調に影響が出ていないか
眠れない、食べられない、朝になると涙が出る、動悸や吐き気があるなど、体調に影響が出ている場合は無理をしないでください。
厚生労働省の「こころの耳」では、働く人向けのメンタルヘルス相談窓口が案内されています。転職活動を始める前に、休むことや相談することも選択肢です。
次がないまま辞めるリスク
焦って転職先を決めやすい
退職後に収入が止まると、焦って条件の合わない求人に応募しやすくなります。
「早く決めないと」という気持ちが強くなると、仕事内容や労働条件の確認が甘くなりがちです。
職務経歴の説明が必要になる
退職後の期間が長くなると、面接で「退職後は何をしていましたか」と聞かれることがあります。
もちろん退職後に転職活動をしても問題ありませんが、説明できるようにしておく必要があります。
生活費の不安で判断がぶれる
お金の不安が大きいと、本来なら避けたい求人でも応募してしまうことがあります。
次がないまま辞めるなら、生活費と転職活動期間の見通しを立ててからにしましょう。
辞める前にやること
1. 求人を見て今の会社と比較する
まずは転職サイトで求人を見て、今の会社より条件が良い求人があるか確認しましょう。
年収、勤務地、休日、残業、仕事内容を比較すると、「今すぐ辞めたい」のか「条件を変えたい」のかが見えてきます。
転職サイトだけで始める方法は転職サイトだけで転職できる?で解説しています。
2. 転職エージェントに相談する
次に何をしたいかわからない場合は、転職エージェントに相談して求人の選択肢を確認するのも有効です。
「今すぐ転職するかは決めていない」と伝えても問題ありません。まずは自分の経験で応募できる求人があるか確認しましょう。
3. 退職日を決める前に応募を始める
体調に余裕があるなら、退職日を決める前に応募を始める方が安全です。
在職中の転職活動は、収入がある状態で求人を比較できるメリットがあります。
会社にバレないか不安な方は在職中の転職活動はバレる?も参考にしてください。
4. 相談先を確認する
労働条件、ハラスメント、退職トラブルで困っている場合は、厚生労働省の総合労働相談コーナーなどの公的窓口もあります。
会社とのトラブルがある場合は、感情だけで退職を決める前に、相談できる先を確認しておきましょう。
それでも辞めた方がいいケース
心身に限界が来ている
眠れない、食べられない、涙が出る、出勤前に強い不調が出るなどの場合は、転職活動より先に休む判断が必要なこともあります。
無理に働き続けて体調を崩すと、転職活動も難しくなります。
ハラスメントや違法な労働環境がある
暴言、退職強要、長時間労働、賃金未払いなどがある場合は、一人で抱え込まないでください。
記録を残し、公的な相談窓口や信頼できる人に相談しましょう。
会社に残るメリットがほとんどない
異動や相談で改善しない、成長機会がない、心身を削っているだけという場合は、辞める準備を進めてもよいです。
ただし、勢いで退職届を出す前に、求人相場と生活費だけは確認しておきましょう。
まとめ
- 次がないまま辞める前に、生活費と求人相場を確認する
- 体調に強い不調がある場合は、転職活動より先に休む・相談する
- 在職中に求人を見て、今の会社と比較すると判断しやすい
- 労働トラブルがある場合は公的な相談窓口も使う
- 迷うなら、退職日を決める前に転職サイトやエージェントで選択肢を確認する
まずは転職サイト比較で求人相場を見て、相談しながら進めたい場合は転職エージェント比較も確認しておきましょう。