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給料はいいけど辞めたい|残るか転職するか迷うときの判断軸

給料はいいけど仕事を辞めたい人へ。収入と負担を分ける判断表、現職で変えられること、年収が下がる場合の確認事項、求人・面接で確かめたい条件を整理します。

📅 最終更新日: 執筆: テンナビ編集部
給料いい辞めたい転職判断

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収入と働き方の希望をノートに整理する女性のイメージ。AI生成画像

「給料はいい。でも、今の仕事を続けるのはつらい」「辞めたら今ほど稼げないかもしれない」。収入に満足しているからこそ、転職を考えることにも迷いが出ます。

給料の良さは残る理由の一つですが、それだけで続けると決める必要はありません。 減らしたい負担、維持したい収入、現職で変えられる条件を分けて、残る・社内で調整する・他社を探す選択肢を比べましょう。

この記事では、状況別の判断表年収が下がる場合の確認転職先に聞くこと条件を整理するメモを用意しました。表や記入例はテンナビが作成した判断の補助で、退職や減収を一律に勧めるものではありません。

給料はいいけど辞めたいとき、最初に分けること

「収入を失うのが怖い」と「仕事を続けるのがつらい」は、同時にあってよい気持ちです。まず、収入以外の何が負担になっているかを具体的にします。

今の状況先に確かめること
残業や休日対応で、自分の時間を確保できない業務量・担当範囲・人員配置を変えられるか。他社では働く時間をどう確認するか
上司やチームとの関係がつらい担当や部署が変われば続けられるか。相談できる社内外の窓口はあるか
仕事の内容や責任の重さが合わない外したい役割と続けたい業務を分け、異動や役割変更で改善できるか
収入は良いが、今後の経験やキャリアに不安がある次に身につけたい経験を言葉にし、現職と求人の両方で得られる機会を比べる
眠れないなどの不調が続き、働くこと自体が難しい転職条件の比較より先に、医療機関や相談窓口、休む方法を検討する

厚生労働省のこころの耳・相談窓口案内では、働く人が利用できる相談先を確認できます。給与が高いことを理由に、不調を我慢し続ける必要はありません。

「給料がいい」の中身も確認する

基本給が高いのか、残業代や賞与で年収が高くなっているのかによって、変えたい条件との関係が違います。例えば、残業を減らしたい場合は、現職で業務を調整したときに収入もどう変わるかを確認する必要があります。

比較に使うのは、基本給、手当、残業代、賞与を分けた金額です。額面と手取り、月給と年収の比較方法は、年収の内訳をそろえる比較例で確認できます。

残る・社内で変える・転職するを比べる

今の会社に残る場合も、何も変えずに続ける以外の選択肢があります。辞めたい理由を整理してから、変えられる範囲を確かめましょう。

選択肢判断するために必要な情報
今の仕事を続け、改善の見込みを確認する一時的な繁忙期なのか、改善予定と担当者が決まっているか、いつ見直すか
異動・役割・業務量の変更を相談する変えたい業務、変更できる時期、給与や評価への影響
在職中に他社を探す同じ経験で応募できる求人、収入と働き方の条件、活動に使える時間
休むことや退職後の活動を検討する体調に応じた相談先、収入が途切れる期間の生活費、必要な手続き

リクルートエージェントの退職前に考えておきたいことの解説でも、辞めたい理由と今後の希望を整理し、現職で実現できる道がないか考えることが案内されています。

「もう少し頑張る」とだけ決めると、何が変われば続けられるのかが曖昧になります。「次の業務調整の面談で担当範囲を確認する」など、確認する内容と時期を決めておきましょう。相談しても変化が見込めない場合は、その事実も他の選択肢を考える材料です。

まだ辞めると決めていなくても、求人は比較できる

他社の求人を調べること、応募すること、内定を受けること、退職することは別の判断です。まず現在の経験でどのような条件があるかを調べれば、「減収しなければ辞められない」という思い込みを確かめられます。

希望に合う求人が見つかるとは限りませんが、情報がない段階で年収を下げると決める必要もありません。在職中の転職活動の進め方も参考に、自分が使える時間の範囲で確認しましょう。

年収が下がってもよいかは、生活と改善する条件で考える

「何万円までなら下がってもよい」という答えは、家計や希望によって変わります。次の二つを一緒に確認してください。

  1. 収入が変わっても、生活費や予定している支出をまかなえるか。
  2. 年収を下げる代わりに改善したい条件が、実際に確認できているか。

年収差を12で割るだけでは、毎月の生活は分からない

例えば、額面年収600万円から540万円への変更なら、年額の差は60万円です。12で割ると5万円ですが、それは月平均の額面差であり、毎月の手取りが5万円減るという計算ではありません。 賞与と月給の配分、税・社会保険料、手当などが異なるためです。

この数字は計算方法を示す架空の例で、年収水準の推奨ではありません。現職の給与明細を出発点に、候補先の給与内訳と初年度の賞与の扱いを確認します。賞与や変動給が予定どおりに入らない場合の生活も考えておきましょう。

家計では、毎月の支出だけでなく、年単位の支出や近い将来に予定している費用も分けて書き出します。生活を共にする人がいる場合は、維持したい支出や働き方も共有すると、希望条件を整理しやすくなります。

「楽になりそう」を確認できる条件に置き換える

給料が下がっても、残業や責任の重さが変わらなければ、辞めたい理由は残るかもしれません。求人票の印象だけで判断せず、改善したい点を面談や面接で確認する項目に変えます。

  • 自分の時間を増やしたい → 配属先の残業、繁忙期、休日対応を確認する。
  • 管理職の負担を減らしたい → 部下の人数、担当範囲、評価される役割を確認する。
  • 通勤の負担を減らしたい → 配属先、出社頻度、勤務地変更の扱いを確認する。
  • 得意な仕事に集中したい → 求人名だけでなく、入社後に担当する業務の内訳を確認する。

求人を選ぶ際は、年収の最低条件と、働き方の条件を別々に持ちます。片方を満たしているからといって、もう片方を確認せず決めないことが大切です。

求人・面接で確認したい質問

「働きやすい会社ですか」と広く聞くより、今の負担に関係する場面を具体的に聞くと、比較材料を集めやすくなります。

減らしたい負担質問の例
残業や休日の呼び出し配属予定のチームでは、通常期と繁忙期の働き方はどう違いますか。休日対応はどのように分担していますか
仕事の範囲が広すぎる入社後に主に担当する業務と、他の担当者に任せる業務を教えてください
相談できない職場環境業務が重なった際、優先順位は誰とどのように調整しますか
評価や役割への不満このポジションで最初に期待される成果と、評価の進め方を教えてください
給与条件が分かりにくい提示年収に含まれる賞与・手当・固定残業代と、入社初年度の扱いを確認できますか

質問への回答だけで入社後の状況を完全に予測することはできません。分からない点を分からないまま残さず、配属先や自分への提示条件として確認できたことをメモして比較しましょう。

迷うときに使う条件整理メモ

空欄を埋めると、相談先に伝えたいことや、まだ調べる必要があることが見えてきます。

今の仕事で残したいもの:収入/仕事内容/人間関係など
特に減らしたい負担:〇〇
現職で調整を相談できること:〇〇
生活に必要な毎月の手取り:〇万円
応募先に伝える額面年収の希望:〇万円
年収が下がる場合に必ず改善したい条件:〇〇
まだ確認できていないこと:〇〇
次に確認する相手・時期:〇〇/〇月〇日

例えば、「年収より働きやすさを重視します」だけでは、相談先もどの条件を優先すべきか判断しにくくなります。「年収は〇万円以上を希望し、現在の休日対応を減らしたい。管理業務より〇〇の実務を中心にしたい」と、収入と仕事内容を分けて伝える方法があります。

自分で求人を探すなら転職サイト比較、担当者に条件整理を相談したいならdodaとリクルートエージェントの違いで使い方を確認できます。すでに活動の負担が大きい場合は、転職活動をする気力がないときの進め方も参考にしてください。

よくある質問

給料がいいのに辞めたいのは、甘えですか?

給料だけでその気持ちを判断する必要はありません。収入に満足していても、働く時間や仕事内容、人間関係が合わないことはあります。自分を責める前に、何を変えたいかを具体的にしましょう。

年収を下げれば、仕事の負担は減りますか?

年収だけでは判断できません。配属先の業務量、担当する責任、残業や休日対応などを個別に確認します。減収を受け入れるかどうかは、生活への影響と、改善したい条件の両方を確認して考えてください。

今と同じ給料の求人が見つからない場合は?

希望年収をすぐ下げる前に、仕事内容・勤務地・役割・給与の内訳が近い求人を比べます。そのうえで、収入と働き方のどちらに調整の余地があるか、現職で変えられる条件はないかを整理しましょう。

給料は良いことを、面接でどう説明しますか?

収入面に不満がないことと、転職で実現したい仕事を分けて説明します。事実に沿って「今の待遇には納得していますが、今後は〇〇の業務に軸を置きたい」と伝え、応募先の仕事内容を選んだ理由につなげます。経験や事情に合わない理由を作る必要はありません。

まとめ

給料はいいけど辞めたいときは、収入を大切にする気持ちと、働き方を変えたい気持ちの両方を判断材料にしましょう。

  • 辞めたい理由を、時間・人間関係・仕事内容・体調などに分ける。
  • 現職で調整できることと、他社で確認したい条件を整理する。
  • 年収が下がる場合は、生活への影響と改善する条件を一緒に確かめる。
  • 求人を調べる段階で、退職や減収まで決める必要はない。

まずは「残したいもの」と「変えたいもの」を一つずつ書き出すところから始めてください。

参考にした公式情報

公式情報の確認日:2026年9月16日。判断表・質問・メモ・金額例はテンナビ編集部で作成したものです。冒頭の写真はAI生成のイメージで、実在の利用者や体験談を示すものではありません。

NEXT ACTION

収入と働き方の条件を決めて、求人を比較する

維持したい年収と、変えたい仕事内容・働く時間を分けて整理しましょう。自分で求人を見る方法と、担当者に相談する方法を確認できます。

求人を探すサービスを比較する相談先の違いを確認する

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